日本の政治や法律を動かしている国会議員には、与党と野党があります。
2026年1月現在の与党は、自由民主党と日本維新の会。両党は連立を組んだ協力関係にあるようです。
一方、2026年現在、どこの政党が野党の立場にあるのでしょうか?
今日ここでは、現在の国会議員にまつわる
- 与党と野党はどこ?
- 与党と野党の違い
- 与党と野党の議席数
- 政党&党首一覧
についてわかりやすく説明します。ぜひ最後までご覧ください。
【2026年現在】与党は自民党と維新の会!

2026年現在、与党の立場であるのは
- 自由民主党
- 日本維新の会
です。この2つの政党が連立を組んで与党として活動しています。
自民党と維新の会は2025年10月20日、連立の合意を行いました。
しかし、これまで自民党が連立を組んでいたのは『公明党』。自民党と公明党が初めて連立政権を組んだのは、1999年10月5日です。
26年にわたり協力関係を築いてきた自民党と公明党でしたが、2025年10月に発足した『高市早苗政権』をきっけけに、公明党が連立を離脱。
約26年間続いた「自公連立」が解消され、日本の政治の枠組みが大きく変わった歴史的な転換期でもありました。
自公が連立を解消した理由は、政治的なスタンスの違いと発表されています。
その後、公明党に代わるパートナーとして急浮上したのが維新の会。
維新側は「あくまで、政策実現のための時限的な協力」という姿勢で、自民党と連立を組んだようです。
【2026年最新】野党はどこ?
2026年現在、与党と野党と分類した場合、野党に該当する主な政党は下記とされています。
- 立憲民主党
- 公明党
- 国民民主
- 日本共産党
- れいわ新選組
- 参政党
- 日本保守党
- 社会民主党
また、上記以外にも『無所属』という立場の国会議員もいるそうです。
各政党の詳細や無所属議員については後ほど説明します。
与党と野党の違いを詳しく

与党と野党という言葉はよく聞きますが、その違いは意外と知られていないかもしれません。
一概に与党・野党と言われても、具体的に何がどう違うのか?分からない方も多いようです。
そこで、与党と野党の違いをわかりやすく解説していきます。
与党(よとう)の役割は
日本の政治は「多数決」が基本。議席をたくさん持っているグループが『与党』となります。
与党の仕事は『国や政治を動かす』役割。具体的には、政治を動かす総理大臣を出し、法律案や予算案の作成・実行に関わる立場にあるということです。

国民に代わり、税金の使い道や新し法律などを作成しているんですね。
日本の国会では、出席した議員の「過半数(50%超)」が賛成すれば、その法律案は可決(合格)となります。
1つの党だけで過半数に届かない場合、複数の党が協力して与党になることがあります。これが『連立』です。
2026年現在の与党は自民党と維新の会。自民は維新と連立を組むことで、約半数の議席を確保しました。
過半数の議席があれば、自分たちの通したい法律や予算をスムーズに決めることが出来るというわけです。
野党(やとう)の役割
野党は、与党が提案した政策や法律の「チェック役」を担っています。
税金の無駄遣いや政治家のお金にまつわる不正など、政府が隠しておきたい不都合な事実を調査して明るみにするのが野党。
また、与党の案よりも「こちらの案のほうが国民のためになる」と、別の対案(選択肢)を出す役割でもあります。



与党の独裁にならないよう、国民に代わってブレーキをかける立場が野党なんですね。
与野党の役割をわかりやすく説明すると
- 与党(アクセル): 政策を実行し、国を前に進める。
- 野党(ブレーキ): 危険な方向へ行かないか、スピードを出しすぎていないかチェックする。
どちらか一方が欠けても、車(国)は正しく走ることができません。
たとえ野党の人数が少なくても、その「声」があることで、政治の透明性が保たれているのです。
与党と野党は民主主義のバランスを保つ役割
日本は『間接民主主義(代表制民主主義)』をとっているため、法律を決めるのは選挙で選ばれた国会議員。
基本、与党も野党も法律案を出すことができますが、法案は民主主義の根本ルールである「多数決」で決まります。
そのため、多数派を占める与党の提案が、成立する法律の約8割〜9割を占めているようです。
多数決というルールであれば、半数以下の議席数である



野党は本当に必要なの?
要らないのでは!
といった疑問を呈する意見もありますが…。
実際、野党が国会で厳しく追及し、ニュースなどを通じて国民に知らせることで、世論を味方につけて法案を修正または廃案に追い込んだケースもありました。
民主主義としてのバランスを保つには、与党も野党も必要ということですね。
【2026年1月現在】与党と野党の政党一覧!
2026年1月現在、日本で活躍する国会議員は713人いるようです。
政党に所属している議員もいれば、無所属の議員もいます。
続いては、与党と野党の政党一覧と、各党の党首(代表)や議席について詳しく解説していきます。
与党一覧・党首や議席数も詳しく
2025年10月に与党の連立体制が変わりました。
自公の連立は解消され、自民党の新たなパートナーとなったのは維新の会です。
与党①自由民主党
与党の立場である自由民主党。2026年1月現在の党首は、高市早苗(たかいち さなえ)さんです。
2025年10月の総裁選挙を経て、自民党史上初の女性総裁、そして日本初の女性内閣総理大臣として就任しました。
現在の与党第一党である自民党は、1955年(昭和30年)11月15日、「自由党」と「日本民主党」が合併し結党。
議会において、最も多くの議席(議員の数)を持っている政党ことです。
自民党の2026年現在の議員数は、衆議院「196議席」で参議院は「113議席」です。
自民党は1955年の結党以来、日本の政治の大部分で政権を握ってきたため「ずっと与党」という強いイメージがありますが、2度の例外(野党)を経験しています。
1993年〜1994年、非自民連立政権『細川・羽田内閣』の誕生により、初めて野党へ転落しました。
2009年〜2012年、民主党政権との「政権交代」により、自民党は2度目のなる野党に。自民党にとって最も苦しい時期だったとようです。


与党②日本維新の会
2026年1月現在、与党の立場にある日本維新の会(にっぽんいしんのかい)。
維新の会の党首(代表)を務めているのが、吉村洋文(よしむら ひろふみ)さんです。
吉村さんは大阪府知事および日本維新の会の「共同代表」を務めています。
維新の会は2015年に結党。2012年に結成された「旧・日本維新の会」が、現在の党の直接的なルーツになっていました。
2026年1月現在の議席数は、衆議院34議席で参議院23議席。2015年の結党時の議席数は28名でしたので、約2倍の議席数に増えているようです。
維新の会は自民党との連立により、2025年10月に初めて与党になりましたが、閣外協力(大臣は出さず、政策と政権運営で協力)というスタンスを貫いています。
野党一覧・党首や議席数も詳しく
続いては、野党の党首や議席数・結党日などを紹介します。
野党①立憲民主党
立憲民主党の党首(代表)は野田 佳彦(のだ よしひこ)さん。野田さんは第95代内閣総理大臣を務めました。
立憲民主党の議席数は、衆議院148議席で参議院42議席。野党最大の議席数をもつ、野党第一党でもあります。
現在の『立憲民主党』としての発足は2020年9月15日。
旧・立憲民主党と旧・国民民主党の大部分などが合流し、現在の「立憲民主党」が新しく結党されたようです。
2026年1月15日の党首会談において、立憲民主党の野田佳彦代表と公明党の斉藤鉄夫代表が、新党の結成で正式に合意しました。
この結成により、政党の名前が変わる可能性も考えられます。
野党②公明党
2026年1月現在、公明党の党首(代表)は斉藤 鉄夫(さいとう てつお)さんです。
公明党の議席数は、衆議院24議席で参議院は21議席。
公明党の発足は1964年11月17日。その後、解散や再結成を経て、現在の体制になったのは1998年11月7日とされていました。
約26年にわたり、自民党と連立関係にあった公明党は長年『与党』の立場でしたが、2025年10月に自公連立政権を解消。
現在は野党の立場から政治活動を行っている公明党は、立憲民主党と新党を結成する方向にあるようです。
合流新党となった場合、衆議院で170議席を超える巨大野党となり、自民党とわずか20議席程度の差まで詰め寄ることになります。
新党が誕生すると、戦後政治でも極めて稀な「巨大な二大勢力の対決構図」が生まれることになりそうです。


野党③国民民主
国民民主党の2026年1月現在の党首(代表)は、玉木雄一郎(たまき ゆういちろう)さんです。
2026年1月時点の議席数は、衆議院28議席で参議院11議席。直近の国政選挙において、衆議院・参議院ともに大幅に議席を増やました。
国民民主党は2020年9月15日に結党しており、発足当時から玉木雄一郎さんが党首を務めています。
現在の国民民主党は「野党」という肩書きを持ちながらも、立ち位置としては与党と野党の中間的な存在です。
野党第一党の立憲民主党は「政権交代」を第一に掲げているのに対し、国民民主党は自民党と話し合いのテーブルに着くスタンス。
法案に反対し阻止する他の野党とは異なり、国民民主党は『条件が合えば協力する姿勢』をみせていました。
野党④日本共産党
2026年1月現在、日本共産党の党首(委員長)は 田村 智子(たむら ともこ)さんです。
田村智子さんは、党史上初めての女性委員長。前任の志位和夫さんから交代する形で就任しました。
日本共産党の2026年1月時点の議席数は、衆議院8議席で参議院7議席を持っています。
そんな日本共産党が発足されたのは1922年(大正11年)7月15日。日本に現存する政党の中で最も長い歴史を持っているようです。
野党⑤れいわ新選組
れいわ新選組の党首(代表)は、山本太郎(やまもと たろう)さんです。
代表の山本太郎さんは、元俳優という肩書。2013年に参議院議員に初当選しました。
れいわ新選組が発足されたのは2019年4月1日。実は、同日に新元号の発表が行われ、平成から令和に変わることが報道されています。
山本太郎さんは新元号の発表直後、ひらがなの『れいわ』を党名に採用し、たった1人で新党を旗揚げしたそうです。
日本中の注目が新元号に集まるタイミングを最大限に活かし、新しい時代の変化を求める層にアピール。
まさに、日本の政治史上でも屈指のスピード感とインパクトを持った旗揚げだったようでした。
2026年1月時点、れいわ新選組の議席数は、衆議院9議席で参議院は6議席です。
野党⑥参政党
2026年1月現在、参政党の党首(代表)は、神谷宗幣(かみや そうへい)さんです。
神谷さんは党の創設者の一人であり、現在は参議院議員も務めています。
参政党は、2020年3月11日に結党。神谷さんなどを中心に「投票したい政党がないから、自分たちでゼロからつくる」を合言葉に発足しました。
2026年1月時点の議員数は、参議院は15議席で衆議院は3議席です。
2025年参院選で14議席を獲得し大幅増。野党第3党に迫る勢いを見せているとされています。
野党⑦日本保守党
日本保守党の党首(代表)は下記の2名。
- 1人目は百田尚樹(ひゃくた なおき)さん。
- 2人目は河村たかし(かわむら たかし)さん
おふたりは『共同代表』という立場とされています。
2023年9月1日に結党された日本保守党。
党首である百田尚樹さんを中心に、「日本を守る真の保守政党が必要」というスタンスのもと、新党を立ち上げたそうです。
2026年1月時点の議席数は、衆議院は3議席で参議院は2議席。自民党に不満を持つ保守層から支持を集めているようです。
野党⑧社会民主党
2026年1月現在、社会民主党の党首は福島みずほ(ふくしま みずほ)さんです。
社民党は、かつての野党第一党であった「日本社会党」を前身としており、社会党時代には「100議席以上を持つ巨大政党」だったといいます。
1996年1月19日に村山富市元首相のもと、日本社会党は「社会民主党」へと党名を変更して正式に発足。
次第に議員数が減っていき、2026年現在の議席数は、衆議院は1議席で参議院は2議席。わずか3議席となってしまったようです。
2026年に控える選挙は、まさにこの「政党」という看板を守れるかどうかの瀬戸際と囁かれていました。
無所属議員は与党と野党どっち?
現職の国会議員の中には、特定の政党に所属しない無所属議員も存在します。
かつては『無所属=野党』というイメージを持たれがちだった無所属議員。その理由は



自民党(与党)に入れない人は野党側に見える
というものでしたが、現在の事情は変化しているようです。
無所属の中には、自民党の公認は受けていないが、政策や理念は自民党と同じ。つまり与党寄りの考えを持つ議員もいるのです。
一人(無所属)で活動していると、国会での「質問時間」がほとんど与えられないというルールがあるんだとか。
そのため、ほとんどの無所属議員は「与党系会派」か「野党系会派」のどちらかに身を寄せ、その勢力の一員として活動することになります。
無所属議員は、平時は目立たないこともありますが、時には決定権を握るキーパーソンになることもあるようです。
わずか数人の無所属議員がどちらに投票するかで、重要な法案が成立するか、あるいは内閣が倒れるかさえ決まってしまうこともあると言われていました。
与党と野党はどこ?違いも詳しく【まとめ】
国会議員の与党と野党はどこ?というテーマで紹介しました。
約26年にわたり、連立を組んでいた自民党と公明党でしたが、政治的スタンスの違いから連立を解消しました。
公明党に変わる政党として、自民と連立を組んで与党の立場になったのが日本維新の会。
一方で、野党となった公明党は立憲民主党を新政党を発足させる予定とされています。
2026年1月23日に召集される通常国会において、高市首相は「衆院解散を検討している」と報じられています。
選挙戦となった場合、その結果次第では与党と野党が交代する可能性もあるのでしょうか。今後の動向に注目したいですね。

