妹の伊調馨さんと共に日本女子レスリング界を牽引していた元女子レスリング選手の伊調千春さん。
2010年に引退を発表し、その後は出身地である青森県で教員の道に進みました。
そんな伊調千春さんの現在を調査したところ、結婚して夫の姓である『山谷千春』を名乗っているとの噂。本当なのでしょうか?
そこでここでは、元レスリング選手の伊調千春さんにまつわる
- 現在は結婚して山谷姓?
- 夫の職業も教員?
- 子どもはいるの
- 教員を目指した理由
- 八戸工業から青森西へ異動
について詳しく紹介します。ぜひ最後までご覧ください。
伊調千春は結婚して山谷姓になった?

元レスリング選手の伊調千春さんは1981年10月6日生まれ。2025年現在の年齢は44歳です。
2010年29歳で引退した伊調千春さんですが、現在は結婚しているのは間違いないでしょう。
伊調千春さんは2024年11月10日、出身地である青森県八戸市内の公園に整備した「伊調ロード」のセレモニーに、妹伊調馨さんと揃って出席しました。
その際、メディアでは伊調千春さんの名前を次のように報じています。
舗道脇には、伊調選手の4連覇、姉の山谷千春さん(43)の五輪2大会連続銀メダル、2人とともに市出身の小原日登美さん(43)のロンドン五輪金メダルを紹介する顕彰プレートも設置された。
引用元:讀賣新聞オンライン
上記の報道内容から、伊調千春さんが「山谷」という苗字の男性と結婚し、公私ともに『山谷千春さん』として活動していることがわかります。
伊調千春さんの夫である『山谷さん』とは、どのような男性なのでしょうか。
伊調千春の結婚相手・名前や年齢職業は
伊調千春さんの結婚相手についてわかっているのは、今のところ『山谷』という苗字のみ。
夫の下の名前や年齢、職業についての詳細は公表されていません。
結婚相手がスポーツ選手や芸能人といった有名人であれば、大々的な報道もされていたでしょう。
そのような背景から、伊調千春さんの結婚相手は「一般男性」と推測できます。
伊調千春の夫は教師?
ネット上では「旦那さんの職業は教師ではないか」と噂されているようです。
元レスリング選手である伊調千春さんは、2010年4月から青森県内にある『八戸西高等学校』に教員として初着任しています。
自身を育ててくれた故郷・青森県への貢献を強く望んでおり、第二の人生として教員の道を選択しました。
ご主人と結婚したのは、伊調千春さんが教員になってからのこと。
おふたりの詳しい馴れ初めや結婚時期などは公にされていませんが、結婚相手の職業が『教師』と囁かれる背景には、教員同士の結婚率が関係しているようです。
最新の調査や統計データによると、既婚教員のうち約4割(38%〜40%前後)が教員同士で結婚しているという結果が出ています。
ちなみに、一般企業職が社内結婚する割合は2割程度。この数値と比較すると、教員同士の結婚率が高いことがわかりますね。
一日の大半を学校で過ごす教員。外部の人(一般企業の会社員など)と出会う機会も少なく、自然と同僚や他校の教員が恋愛対象になりやすい傾向にあるそうです。
夫が教員説は憶測の域ではあるものの、伊調千春さんの夫が教員だったとしても不思議ではないですね。
伊調千春と夫に子供はいる?
伊調千春さんと夫との間にお子さんがいるのかどうかは公表されていません。
伊調千春さんはオリンピックで活躍した元レスリングの選手ではありますが、現在は引退して一般人として暮らしています。
プライバシーの観点から、子供の有無についての公表は控えているのではないでしょうか。
伊調千春は引退後なぜ教員?

伊調千春さんは2008年の北京オリンピックで2大会連続の銀メダルを獲得。現役続行か引退かで悩みましたが、2010年4月に現役引退を正式に表明しました。
伊調千春さんが次の人生の目標に揚げたのが『教員』という職業。教員を目指した理由は
- レスリングを通じて得た経験を還元したい
- 自身を育ててくれた故郷である青森県への貢献したい
との思いからです。
引退する前年の2009年、青森県の教員採用試験を受験し合格。翌2010年4月から保健体育の教員として『青森県立八戸西高等学校』に初着任します。
教員人生のスタートは八戸西高校
2010年4月、伊調千春さんは『八戸西高校』の教員として始業式に出席。約400人の生徒を前に
と挨拶したそうです。
当時は主に1、2年生の保健体育の授業と、生徒指導を担当。部活動では「ラグビー部の顧問」を務めたようでした。
実は、採用当初の赴任先である『八戸西高校』に当時はレスリング部がなく、伊調千春さんは部活とは別に、レスリング同好会を立ち上げて指導を行っていたとの情報もありました。
伊調千春は八戸工業から青森西へ異動?
伊調千春さんは現在「公立高校の教諭(地方公務員)」という立場。そのため、数年おきに青森県内の高校を異動(転勤)するルールがあるようです。
伊調千春さんの教員異動は次の通りとされています。
- 2010年4月~青森県立八戸西高等学校:在籍期間は4年
- 2014年4月~青森県立八戸工業高等学校:在籍期間10年
- 2024年4月~青森県立青森西高等学校:2025年現在も在籍
2024年4月から青森西高校という新しい環境でリスタートを切られた伊調千春さん。
2025年現在は、同校の保健体育科教諭「山谷先生」として、また剣道部の顧問として生徒指導を行っているそうです。
伊調千春の2025年現在の画像は?
伊調千春さんの現在の画像はこちら。

妹の伊調馨さんと並んだ姉妹ショット。
上記は2024年11月10日、青森県八戸市内の公園に整備した「伊調ロード」のセレモニーに出席したときの写真です。
千春さんは選手時代の「勝負師」としての鋭い表情とは異なり、柔らかく落ち着いた女性らしい雰囲気ですね。
ベリーショートだった髪も少し伸ばし、以前とはイメージが変わりました。
選手時代の厳しいトレーニングから離れ、地元青森で教員として充実した日々を過ごしていらっしゃる様子が伝わってきますね。
伊調千春プロフィール
- 名前:山谷千春(やまたに ちはる)
- 旧姓:伊調千春(いちょう ちはる)
- 生年月日:1981年10月6日
- 出身地: 青森県八戸市
- 身長: 157cm
- 学歴: 中京女子大学(現・至学館大学)卒業
伊調千春さんは、特に女子48kg級(および51kg級)のトップ選手として、妹の馨さんと共に日本女子レスリング界を牽引しました。
そんな伊調千春さんは選手時代
- 2004年 アテネオリンピック: 女子48kg級 銀メダル
- 2008年 北京オリンピック: 女子48kg級 銀メダル
オリンピック2大会連続『銀メダル』という功績を残しています。
2004年のアテネ五輪では、伊調千春選手は『金メダルの大本命』と注目されていましたが、決勝で敗れ銀メダル。
この時、伊調選手は「応援してくれた人に申し訳ない」と、表彰台で一瞬も笑顔を見せず無表情だったそうです。
敗戦のショックからしばらく立ち直れず、引退も考えたようでしたが、妹の馨さんから「お姉ちゃんと一緒に金メダルを獲りたい」と励まされ現役を続行しました。
4年後に迎えた北京大会でも、再び決勝で敗退。
銀メダルとなった伊調千春選手でしたが、試合後のインタビューで「私の中では金メダルです」と晴れやかな表情で語っています。

この時の晴れやかな笑顔は、結果至上主義だった考え方から「全力を尽くすプロセス」に価値を見出し、心のスランプから解放された瞬間として語り継がれていました。
引退後の2010年4月から教員となった伊調千春さん。
オリンピックで学んだ自身の経験を活かし、結果だけで人間が決まるわけではないというスタンスで、生徒たちの指導にあたっているそうです。素敵な先生ですよね。
伊調千春の結婚や現在【まとめ】
元レスリング選手・伊調千春さんの結婚相手や現在について紹介しました。
伊調千春さんは「山谷さん」という苗字の一般男性と結婚し、現在は公私ともに『山谷千春』さんとして活動しています。
現役を引退後、出身地である青森県の教員として、第二の人生をスタートさせた背景から、夫も教員ではないかと囁かれていました。
日本中の期待を背負って出場したアテネオリンピックの決勝戦で敗退し、銀メダルという結果に悩んだ時期もあったという伊調千春さん。
しかし、その時の経験が教員『山谷先生』の教育方針に活かされているようです。

