2025年7月1日、ENEOSサンフラワーズへ移籍した馬瓜エブリンさんは、愛知県豊橋市生まれです。
両親は父親も母親もガーナ人だそうですが、家族そろって日本国籍を取得しています。
ご両親は一体、どんな理由で日本に来たのでしょうか?
今日ここでは、馬瓜エブリンさんの家族にまつわる
- ガーナ人の両親が来日した理由
- なぜ日本国籍
- 両親の仕事は
- 妹もバスケットボール選手
について詳しく紹介します。ぜひ、最後までご覧ください。
【家族構成】馬瓜エブリンの両親なぜ日本?
プロバスケ選手・馬瓜エブリンさんの家族構成は
- 父親
- 母親
- 本人(馬瓜エブリン)
- 妹
という4人家族です。
馬瓜エブリンさんの両親はガーナ人で、2025年現在は日本で暮らしています。
そんな馬瓜エブリンさん家族が日本に来た理由は、父親の仕事にありました。
来日理由は父親の仕事!
馬瓜エブリンさんの父親はエンジニア。お父さまはニコラスさんという名前で、身長が193cmもあるそうです。
エンジニアであった父親は「日本の技術を学びたい」と、ガーナから単身来日しました。
愛知県豊橋市で単身赴任をしていた父親でしたが、のちに母親も来日。やがて、日本で2人の子供を出産したそうです。
長女であるエブリンさんの誕生後、家族は愛知郡東郷町へ移り住みました。
こちらが、馬瓜エブリンさん家族の写真。

父親の具体的な会社名は明かされていませんが、愛知県は日本を代表する自動車メーカー『トヨタ自動車』発祥の地として有名。
そんな愛知県に移住した父親の仕事は、「トヨタ自動車の整備士ではないか」と言われています。
エンジニアである父親は、世界的な自動車メーカーで技術を学ぶため来日したのかもしれません。
実は、トヨタ自動車とガーナは密接な関係を築いており、2020年6月に車両組立会社『TTMG』をガーナに設立。
自動車事業の機能を拡大するため、トヨタ自動車が100%出資してガーナに工場を作ったそうです。
また、トヨタ自動車は2025年10月、ガーナにおける事業拡大を目指して『追加出資』を行うことを発表しました。
ガーナ出身の父親も、同プロジェクトに関わっている可能性も考えられますね。
母親の名前はフランシスカ
馬瓜エブリンさんの母親の名前は、フランシスカさんといいます。
お母さまの身長は175cm。家族の中では一番小柄なんだそうです。

夫であるニコラスさんが来日した2年後に、妻のフランシスカさんも来日し、日本で馬瓜エブリンさんを出産しました。
そんな母親の仕事については明かされていません。
ガーナから移住した母親は、慣れない日本で苦労されたことでしょう。
しかし、とてもポジティブな性格で、外見を気にする幼い子供たちに対しては、自分に自身を持つようにと励ましてくれたんだとか。素敵なお母様ですよね。
妹ステファニーもプロバスケ選手
馬瓜エブリンさんの妹は、ステファニーさんという名前です。
エブリンさんの3歳年下という妹ステファニーさんは、2025年現在26歳で身長は182cm。
姉エブリンさんと同じく、妹ステファニーさんもプロバスケ選手として活躍しています。

妹ステファニーさんは高校卒業後、当時の姉と同じチーム『アンテロープス(トヨタ)』に所属。
しかし、2023年に同チームを退団し、スペインリーグ『CBエストゥディアンテス』へ移籍しました。
2025年現在は、スペインで活躍されている妹ステファニーさん。
負けん気がありユーモアな姉とは対照的に、妹さんは控えめな性格なんだといいます。
幼い頃は、妹がいじめられていたら姉のエブリンさんが飛んでいくということもあったそうで、妹ステファニーさんは、当時のことを次のように話していました。
馬瓜エブリンさんは、妹思いの素敵なお姉さんなんですね!

バスケットボール選手として、日本と海外で活躍する姉妹。馬瓜エブリンさんと妹ステファニーさんを応援したいですね。
馬瓜エブリン・ガーナ人の両親なぜ日本国籍?
馬瓜エブリンさんは中学2年生14歳の時、家族そろって日本国籍を取得しました。
日本に帰化した理由は、娘である馬瓜エブリンさんのため。
エブリンさんは中学2年生のとき、『第1回アジアU16 女子バスケットボール選手権大会』にて、日本代表メンバーに中学生で唯一選出されたそうです。
しかし、ここで問題が生じます。
当時のエブリンさん家族はガーナ国籍。日本国籍でないことが壁になっていました。
そこで、エブリンさんは両親に頼みこみ、両親が日本国籍を取得。日本の制度上、エブリンさんだけ帰化することは出来ず、家族そろって帰化したそうです。
日本で生まれ育ったエブリンさんとは違い、ガーナ人の両親にとって『帰化』というのは大きな決断だったと思います。
両親は日本国籍を取るため苦労した
馬瓜エブリンさんは14歳のとき、父親と母親の協力を得て日本人となりました。
ガーナ出身で日本語が苦手だったという両親。日本国籍を取得するのに苦労されたようです。
両親は娘エブリンさんのため、漢字の読み書きを夜遅くまで勉強していたといいます。
そんな両親の努力の甲斐あって、帰化申請の許可が下り、日本人となった馬瓜エブリンさん家族。
ちなみに、馬瓜エブリンの「馬瓜」は、父親のガーナでの苗字が『マウリ』であったことが由来だそうです。
馬瓜エブリンのプロフィール&学歴

- 名前:馬瓜エブリン(まうり えぶりん)
- 生年月日:1995年6月2日
- 身長:180cm
- 生まれ:愛知県豊橋市
- 育ち:愛知県愛知郡東郷町
- 国籍:日本人(帰化)
- 所属:ENEOSサンフラワーズ
プロバスケットボール選手・馬瓜エブリンさんは、生まれも育ちも日本で国籍も日本です。
そんなエブリンさんは、ユーモアあふれる面白い性格で有名。お笑い芸人りんごちゃんのモノマネを披露するなど人気者ですよね。
馬瓜エブリンさんの両親はふたりともガーナ人でしたが、エブリンさんが中学生のときに日本国籍を取得し日本人に帰化しました。
次は、エブリンさんの学歴を紹介していきます。
馬瓜エブリン出身小学校
馬瓜エブリンさんの学歴を調べたところ、出身小学校については明確な情報がありません。
しかし、馬瓜エブリンさんは「地元育ち」で「出身中学校が公立」というのは間違いないよです。
そのため、愛知県内にある公立小学校に通っていたのではないかと言われており、次の2つの小学校が有力視されていました。
- 東郷町立東郷小学校
- 高嶺小学校
ただ、こちらの情報も噂止まり。実際の出身小学校はわかっていません。
エブリンさんは小学校4年生の時、ミニバスケットボールに出会いました。
最初に入ったのは自身の小学校にあるクラブだったとか。
両親がガーナ人のため外見などで苦労することもあったようですが、バスケットボールを通じて、まわりと打ち解けあえるようになっていきました。
馬瓜エブリンの出身中学校
馬瓜エブリンさんは、バスケを楽しくやれたらいいと考えて、当然のように地元の公立中学校に進学しています。
そんなエブリンさんの出身中学校は、愛知県内にある『東郷町立東郷中学校』だと言われています。
中学でバスケットボールの才能を開花させたエブリンさん。
中学生で唯一「日本代表メンバー」に選出されたことがきっかけで、家族そろって日本国籍を取得し日本に帰化しました。
馬瓜エブリンの出身高校
馬瓜エブリンさんは、中学卒業後は女子バスケットボールの名門『桜花学園高等学校』へ進学しました。
桜花学園高校は名古屋市内にある私立の女子校で、多くのバスケットボール選手を輩出しているバスケで有名な高校です。
馬瓜エブリンさんは桜花学園高校時代
- 夏のインターハイ
- 秋の国体
- 冬のウィンターカップ
と高校三冠を達成しています。
さらに、2012年には「U-17 世界選手権 日本代表メンバー」にも選出されたそうです。
馬瓜エブリン大学へは進学せず!地元企業に就職
馬瓜エブリンさんは大学へは進学していません。
高校卒業後は、愛知県内の企業『アイシン・エイ・ダブリュ株式会社』に就職。
部品メーカーに所属しながら、同企業が所有するクラブでバスケットボールを続けたそうです。
2025年7月「ENEOSサンフラワーズ」への移籍を発表した馬瓜エブリンさん。これまでの所属チームを時系列にまとめると
- 2014年〜:アイシン・エイ・ダブリュ・ウィングス所属
- 2017年〜:アンテロープス所属
- 2023年~:デンソーアイリス所属
- 2025年~:ENEOSサンフラワーズ
最初の所属先「アイシン・エイダブリュ・ウィングス」は、愛知県の自動車部品メーカーアイシン・エイ・ダブリュ株式会社が所有するクラブです。
2番目に所属した「アンテロープス」は、愛知県のトヨタ自動車が所有するクラブ。
2023年6月1日、デンソーアイリスへ加入したこの年、日本バスケットボール選手会の副会長にも就任しています。
また、2023年頃から芸能事務所『ワタナベエンターテインメント』と契約したエブリンさんは、多くのテレビ番組に出演。
芸能界の仕事を初めた理由は、バスケットボールの普及に貢献したいからと語っていました。
2025年現在は『ENEOSサンフラワーズ』へ移籍し、リーグ優勝を目指しているようです。
馬瓜エブリンの両親なぜ日本【まとめ】
バスケットボール選手・馬瓜エブリンさんの両親や妹について紹介しました。
エンジニアである父親の仕事の関係で来日し、日本で生まれ育ったエブリンさん。
中学2年生14歳のとき「女子バスケットボール選手権大会」にて、日本代表メンバーに選出されたことがきっかけで、家族そろって日本国籍を取得しました。
日本人選手として世界で活躍する馬瓜姉妹を応援したいですね。
