1980年〜90代を中心に活躍された直木賞作家の志茂田景樹さん。
奇抜な衣装とド派手なヘアスタイルが反響を呼び、テレビやCMに引っ張りだこでした。
そんな志茂田景樹さんの現在について「生きてる?」「亡くなったのでは?」と検索する人も多いといい、最近では『死亡説』まで囁かれているようです。
志茂田景樹さんの現在や今の様子が気になりますね。
今日ここでは、志茂田景樹さんにまつわる
- 2025年現在生きてる?
- 病気で死亡説も浮上
- 車いす画像や要介護が衝撃
- 今現在の活動
について詳しく紹介していきます。ぜひ、最後までご覧ください。
【2025現在】志茂田景樹は生きてる?
結論から言いますと、志茂田景樹さんにまつわる死亡説はガセ。志茂田さんは2025年現在もご健在です。
死亡説が流れた理由は、メディアへの露出が減少したから。近年は志茂田さんをテレビで見かけることもなくなりましたよね。
そのような背景から、「亡くなったのでは?」といった憶測が広まったといい、志茂田さん本人も
と仰っているようです。
すっかりメディアから消えてしまった志茂田景樹さんですが、今現在はどうしているのでしょうか?
志茂田景樹は現在、車椅子で執筆活動!
2025年現在85歳の志茂田景樹さんは、車椅子生活を送っているそうです。
志茂田さんが車いす生活になった理由は、後ほど詳しく紹介します。
車いす生活ではあるものの、現在も1日6時間を上限にパソコンで執筆活動を続けているとのこと。
志茂田景樹さんが車椅子になってから執筆した、主な作品は次の通りです。
- 2022年2月:9割は無駄
- 2022年2月:死ぬのは明日でもいいでしょ。
- 2022年10月:ぼくんちのおべんとう
- 2023年7月:生きる力 83歳車いすからのメッセージ
現在85歳という年齢ですが、精力的に作家活動を続けていました。
志茂田景樹のTwitter相談が人気
志茂田景樹さんは2010年にTwitterのアカウントを開設。当初は自著の刊行予定・講演会・読み聞かせのイベント案内などを行っていたそうです。
そんなある時「日頃考えている疑問や悩みは、他の人ともある程度共通するものがあるんじゃないか」と思ったことがきっかけで、Twitter相談をスタート。
フォロワーから様々な悩みが寄せられるようになりました。
2025年8月現在のフォロワーは約45.4万人。悩み相談の内容は
- 家族関係
- 恋愛・結婚問題
- 職場や学校の人間関係
- 進学や進路
- 介護問題
など多種多様。時には、人生に絶望した人から相談が寄せられることもあるそうです。
志茂田景樹さんの回答は、「とても的確」と人気を集めているといいます。
志茂田景樹の車椅子は病気が原因?
志茂田景樹さんが車椅子生活を送るようになったのは2019年のこと。
実は、志茂田さんは2017年77歳の時に関節リウマチを患いました。
志茂田景樹さんが患った病気『関節リウマチ』とは・・・
免疫の異常により関節の滑膜(関節を構成する要素の1つ)が炎症を起こしたことで、腫れや痛みを発症します。この病気は主に手足の関節で起こりますが、進行が進むと内臓を侵すこともあるそうです。
リウマチ治療のため、西会津の温泉に1週間ほど滞在するつもりで出かけた志茂田さんでしたが…。
宿泊先ホテルのフロントで、バランスを崩して仰向けに転倒。タイルの床に左の腰を強打し、腰椎圧迫骨折を負ったそうです。
幸い2か月の静養で骨折は完治したものの、悪化した関節リウマチの影響で車いす生活を余儀なくされました。
当時、要介護3と認定された志茂田景樹さんでしたが、2022年には介護度が上がり『要介護4』になったといいます。
志茂田景樹は要介護5
関節リウマチの悪化に伴い、要介護4の車椅子生活を送っていた志茂田景樹さん。
そんな志茂田さんは2024年5月17日、自身のTwitterを更新し「要介護5の認定を受けた」と報告しました。
要介護レベルがさらに上がったことで、より手厚い介護を受けられるうになったそうです。
ちなみに、一般的な要介護認定の目安は
- 要介護3:日常生活にほぼ全面的な介助が必要
- 要介護4:自力での移動ができないなど、介助がなければ日常生活をおくることができない
- 要介護5:基本的に寝たきりの状態
引用元:デイリー新潮
介護の中で症状が最も重い「要介護5」認定を受けた志茂田景樹さんですが、今の病状や状態が気になりますね。
志茂田景樹【2025現在】今の病状や状態は?
2025年現在『要介護5』状態にある志茂田景樹さん。気になる今の病状はというと・・・
- 自力で立ち上がることさえできない
- 完全な寝たきりではないが一歩も歩けない
- 車椅子の乗り降りも一人ではできない
- できる運動は貧乏ゆすりのみ
と発表されており、介護を受けなければ生活できない状態であることがわかりますね。
現在行っている執筆活動やSNSの発信は、パソコンの音声入力を使用しているとのこと。ベッドの上で音声を吹き込み、それを改めてPC上で直す作業を行っているといいます。
そんな要介護5の志茂田さんを支えているのは、妻の光子さんです。
車いすに乗った志茂田さんと妻・光子さんの画像は、メディアでも報道されました。
志茂田さんは「妻にとても感謝している」と語っており、奥さまの負担を減らすため、いずれは『施設に入所する予定』なんだとか。
要介護5になったものの、トレードマークである”レインボーカラーの髪型”は今でもしっかり維持しているそうです。
身体は不自由になりましたが、どんな状況にあっても希望を捨てず、今を大切に生きている志茂田景樹さん。
そんなポジティブな生き方は見習いたいですね。
【何者?】志茂田景樹は直木賞作家
- 名前:志茂田景樹(しもだ かげき)
- 本名:下田 忠男(しもだ ただお)
- 生年月日:1940年3月25日
- 年齢:85歳(2025年8月時点)
- 出身地:静岡県伊東市
- 身長:178cm
- 職業:作家 ・評論家・コメンテーター・タレント・歌手・アーティスト
一浪を経て『中央大学法学部政治学科』に入学した志茂田景樹さんは、6年かけて大学を卒業しました。
卒業後は職を転々とし、28歳の時に保険調査員の仕事に就きます。
当時は地方出張に出ることも多かったそうで、その移動時間を利用して読書をしているうちに、作家を目指すようになったとか。
29歳の時に虫垂炎と腹膜炎で長期間入院した志茂田さんは、入院中に短編小説の執筆を開始。
退院後も仕事の合間を縫って小説を応募していたそうですが、なかなか受賞とはいかず、厳しい下積み時代が続いたそうです。
そんな時、メディア業界の知人から受けた「短編を書くならストーリーの面白さよりも登場人物を重視するといい」というアドバイスで、小説の方向性を変えたところ・・・
1976年に執筆した『やっとこ探偵』で小説現代新人賞を受賞。プロ作家としてデビューしました。
そして、1980年『黄色い牙』にて直木賞を受賞。以降、ジャンルを問わない多様多彩な作品を構築しています。
志茂田景樹の現在【まとめ】
直木賞作家・志茂田景樹さんの2025年現在について紹介しました。
メディアへの露出が減ったことで、死亡説まで流れた志茂田景樹さん。しかし、この噂は完全なガセでした。
病気の関節リウマチが原因で車いす生活を送っており、2025年現在は要介護5認定を受けています。
寝たきり状態ではないものの、周囲のサポートなしでは日常生活を送ることができません。
ただ、そんな状況でも常にポジティブで、執筆活動やSNSの発信も精力的に行っていました。
志茂田景樹さんの「今を大切に生きる」というスタンスを見習いたいですね。