俳優の清水宏次朗さんは、1985年の映画「ビーバップハイスクール」にて一世を風靡します。
不良映画の金字塔的な存在だった映画ビーバップハイスクール。清水宏次朗さんの『ハマり役』とも称され、仲村トオルさんとのW主演が話題になりました。
喧嘩好きなヒロシとトオルの不良コンビは、同級生で親友。しかし、実際のお二人には「不仲説」も噂されているようです。
そこでここでは、清水宏次朗さんにまつわる
- 若い頃がイケメン
- ビーバップ時代のエピソード
- 仲村トオルと不仲の理由は嫉妬?
- 竹の子族出身アイドル
について詳しく紹介します。ぜひ最後までご覧ください。
【画像】清水宏次朗の若い頃がイケメン
まずは、清水宏次朗さんのプロフィールをご覧ください。
- 名前:清水宏次朗(しみず こうじろう)
- 旧芸名:竹宏治(たけ こうじ)
- 生年月日:1964年11月10日
- 年齢:60歳(2025年10月時点)
- 出身地:東京都
- 身長:176㎝
- 最終学歴:都立中野工業高校中退
- 職業:俳優・歌手
- 活動期間:1981年
1981年に芸能界デビューした清水宏次朗さん。デビュー当初は、竹宏治(たけ こうじ)の芸名でアイドル歌手として活動していたそうです。
その後、1994年に芸名を本名である清水宏次朗へ変更。
1985年に事務所の勧めで一般公募のオーディションを受けて、映画『ビーバップハイスクール』の主演・加藤浩志(ヒロシ)役に選ばれました。
同映画は、漫画『ビー・バップ・ハイスクール』の実写版。この映画で仲村トオルさんとW主演を務めています。
こちらが、清水宏次朗さんの若い頃の画像。

端正な顔立ちのイケメンですね。当時は、かなりおモテになったそうです。
オーディションのエピソード
不良少年ヒロシ役で大ブレイクした清水宏次朗さん。1985年から始まった映画ビーバップハイスクールは、6作品も続く大ヒット映画となりました。

当時の清水さんは21歳で、実年齢は役柄より3歳年上。原作を一度も読まず、映画のオーディションに挑みます。
事務所から「学生もの映画」と聞いていたため、金八先生のような学園物を想像していたんだとか。
年齢的にも自分が受けるオーディションは、主演の「先生役」と勘違いしていたそうです。
見事オーディションに受かった清水さんでしたが、自身の役に気付いたのは数日後。現場で台本を受け取ったタイミングで、高校生の不良役であることを知ったといいます。
ちょっと笑ってしまうエピソードですね。
ビーバップ時代は10人のボディーガード
社会現象を巻き起こした映画ビーバップハイスクール。不良に憧れた高校生は髪型をリーゼントにして、学生服は長ラン・短ラン・ボンタンといった変形服を好んでいたそうです。
そんなヤンキー高校生にとって、ヒロシ役の清水宏次朗さんは最大のライバルだったんだとか。

映画で演じた『ケンカ最強』というイメージが一人歩きし、実際の清水さんを倒せば「不良の頂点に立てる」と勘違いする学生も多かったといいます。
しかし、若い頃の清水さんは多少ヤンチャではありましたが、現実は最強ヤンキーではありません。
映画出演がきっかけでケンカを売られる状況が増えていき、遂には身の危険を感じて、10人あまりのボディーガードを連れていた時期もあったようです。
当時のヤンキーは、実物と映画の役柄を混同していたようですね。
清水宏次朗と仲村トオルの不仲説
大ヒット映画『ビーバップハイスクール』では
- 清水宏次朗さんは、2年F組の加藤浩志(ヒロシ)役
- 仲村トオルさんは、2年F組の中間徹(トオル)役
を演じ、W主演を果たした二人。1985年の映画の公開当時、清水さんは21歳で仲村トオルさんは20歳でした。
喧嘩好きな落ちこぼれ不良高校生ヒロシ&トオル。ふたりは3年生には進級できず留年します。

ヒロシとトオルは同級生で親友の不良コンビでしたが、実際のお二人には「不仲説」も囁かれているようです。
この手の噂は、ヒットドラマや映画にはありがちで、話題作りなどと言われていますよね。
様ざまな噂が騒がれている、お二人の仲を検証していきます。
清水宏次朗と仲村トオルの不仲理由は嫉妬?
調べてみると、清水宏次朗さんと仲村トオルさんには「昔から不仲」といった憶測が飛び交っていました。
そんな二人の不仲説が取り沙汰されるエピソードがあります。
清水さんは2015年10月22日、テレビ東京の番組『ヨソで言わんとい亭~ココだけの話が聞ける 料亭~』に出演した際、仲村トオルさんとの関係を明かしたそうです。
同番組MCのネプチューン名倉潤さんから
名倉潤噂では、仲村トオルさんは不良じゃなくてすごく真面目な大学生なのにオーディションに受かって、清水宏次朗さんはヤンキーのまま受かったから話が合わなかった?
と質問を受けた清水さんは



そりゃ、合わないですね。
と即答し、仲村トオルさんとの不仲を認めたというのです。
衝撃の告白に驚いたビーバップファンも少なくなかったとか。ただ、その一方では、清水さんの告白に対して



なぜ今になって?カッコ悪い



自分より売れたから、仲村トオルに嫉妬してるのでは
と仲村トオルさんの活躍に対する嫉妬を疑う声もありました。
ただ、清水宏次朗さんのこの発言は、話題作りを兼ねたリップサービスの可能性も考えられます。
清水宏次朗と仲村トオル仲良しエピソード
清水宏次朗さんと仲村トオルさんとの間に囁かれている不仲説。
しかし、調べてみると、お二人にはいくつかの「仲良しエピソード」もありました。
2025年6月28日、丸の内東映で開催された『ビー・バップ・ハイスクール』の上映会。その舞台あいさつには、同映画でデビューした仲村トオルさんが登壇します。
その際、仲村さんは清水さんとの思い出について、次のように明かしたそうです。



清水さんは年齢が1個上で、芸能の仕事をしていたので頼りになる先輩でした。
昔、『腹減りましたね』と言ったところ、『そうめんで良かったらウチで食ってく?』と言ってくれて、宏次朗さんがそうめんを茹でてくれて、梅干しもたたいてくれたり、ネギも刻んでくれたり、ごちそうになったこともありました。
引用元:さよなら丸の内TOEI
映画ビーバップハイスクールの出演者(脇役)は、一般公募で選ばれた本物のヤンキー。
一方、主演の清水宏次朗さんは、本物のヤンキーではありません。仲村トオルさんに至っては、専修大学文学部に通う真面目な大学生でした。
激しいアクションシーンもスタントマンを使わず、自分たちで演じていた撮影現場。ヤンキー同士の争いも絶えず、本気で殴り合う脇役もいたそうです。
ケガや危険と隣り合わせの過酷な現場で、先にデビューした清水さんは仲村さんにとって頼れる存在。
仲村さんのエピソードを聞く限り、ふたりが不仲だったとは思えませんね。
一方、清水宏次朗さんもトークショーで、仲村トオルさんとの思い出を語っていました。



祇園のスナックで酔いつぶれた仲村をタクシー乗り場までおぶって帰ったことがある。
1歳年上の清水さんは、面倒見が良い先輩といった印象。
ふたりの間に信頼関係がなければ、仲村さんも泥酔するまで飲めなかったのではないでしょうか。
清水宏次朗は竹の子族出身アイドル歌手
清水宏次朗さんのデビューのきっかけはスカウト。
清水さんは高校時代、竹の子族の1人として原宿で踊っていたところをスカウトされ、アイドル歌手になりました。
1980年代前半、東京都原宿の代々木公園横に設けられた歩行者天国で、ラジカセを囲み路上で踊っていた若者の集団。
派手な衣装でディスコサウンドに合わせて踊る竹の子族は、一代社会現象にまでなったそうです。
竹の子族を一目見ようと集まったギャラリーは、なんと10万人を超えていたとか。
そんな、竹の子族出身の芸能人として
- 沖田浩之さん
- 深津絵里さん
- YUOさん
の名前も挙げられているようです。
竹の子族時代にスカウトされた清水宏次朗さん。デビュー当時の芸名は、竹宏治(たけ こうじ)でした。
この芸名は『竹の子族のリーダー』が由来。こちらは、デビュー当時の清水宏次朗さんです。


当時の年齢は16歳ということですが、とても大人っぽい雰囲気のイケメン。
1981年にアイドル歌手としてデビューするも、残念ながらブレイクとはいかず…。
その後、1985年に主演を務めた映画『ビーバップハイスクール』で人気に火が着き、女性のみならず男性人気も獲得しました。
清水宏次朗の若い頃【まとめ】
清水宏次朗さんの若い頃の写真やエピソードを紹介しました。
映画『ビーバップハイスクール』にて仲村トオルさんとW主演をし、一躍ブレイクしました。
映画では不良仲間で親友役を演じたおふたり。しかし、プライベートでは不仲疑惑も騒がれています。
お互いの境遇の相違から、そりが合わない面もあったとは思いますが、6作ものシリーズ映画に携わった同士。
世間が思うほど、不仲ではない印象を受けましたが、皆さんはどう思われますか?
近年ではほとんど見かけなくなった清水宏次朗さんの現在については、こちらで詳しく紹介しています↓





