リオ五輪で4大会連続金メダルを成し遂げた、女子レスリング界のレジェンド伊調馨選手。
2021東京オリンピックでは、前人未踏の『大会5連覇』に期待が集まりましたが、惜しくも代表切符を逃してしまいました
そんな伊調馨さんですが、近年は大会へも出場されていない様子。
世間では引退説も飛び交っているようですが、現在は何をされているのでしょうか?
今日ここでは、伊調馨選手の現在や結婚にまつわる
- 結婚や子供は
- 韓国人婚約者と破局説も
- 引退の理由
- 今現在の活動
について詳しく紹介します。ぜひ最後までご覧ください。
伊調馨【2025現在】結婚して子供もいる?

伊調馨(いちょう かおり)選手は1984年6月13日生まれ。2025年6月現在の年齢は41歳です。
そんな伊調さんの結婚事情を調べたところ、結婚はされておらず、お子さんもいません。
また、パートナーについての情報も見つかりませんでした。
現在も独身を継続している伊調さんですが、過去には『結婚目前』と騒がれた婚約者がいたようです。
どんな男性なのか気になりますね。
伊調馨の婚約者・韓国人でレスリング元王者
伊調馨選手の婚約者は韓国人でチェ・ワンホさんという名前。なんとチェさんは韓国のレスリング元王者といいます。
チェさんは伊調さんより7歳年上で、俳優の江口洋介さん似のイケメンなんだとか。
お二人の出会いは2007年の春頃。キルギスで開催された『アジア選手権』で初めて会いました。
当時のチェさんはレスリングを引退し、韓国体育大学のコーチを務めていたようです。
この時はまだ、恋人関係には発展しなかったふたりですが、3ヶ月後の再開をきっかけに交際がスタート。
伊調さんが出稽古のため韓国を訪問した際、日本留学経験者のチェさんが通訳を担当したことで、二人の交流が始まったと言われています。
言葉の壁や文化の違いを乗り越え、順調に遠距離恋愛を重ねていた伊調選手とチェ・ワンホさん。
そんな二人に『結婚目前』の報道が流れたのは2009年2月のことでした。
同年4月に姉妹揃ってカナダ留学を経験した伊調選手は、日本を離れる前『両家で結納を交わした』と報じられていたそうです。
しかし、お二人は結婚することなく破局を迎えます。伊調馨さんと婚約者チェさんに何があったというのでしょうか。
伊調馨と韓国人婚約者・破局の理由
伊調馨選手は2009年4月から、10ヶ月間カナダに留学しています。
どうやら、その留学中に婚約者であるチェ・ワンホさんと別れてしまったようです。
ただ、お二人が破局に至った詳報はわかっていません。
実は伊調さんは、2008年の北京オリンピック直後に1度引退を表明しています。
姉の伊調千春選手と「姉妹同時の引退表明」だったのですが、後に引退を撤回したそうです。
姉妹は今後の選手人生について、悩んでいたのかもしれません。

そんな中、周囲の勧めで決心したカナダ留学。気分転換も兼ねた10ヶ月間の留学中に、伊調姉妹は進退を考えていたのではないでしょうか。
妹の馨選手は、帰国後は男子選手に混じって過酷なトレーニングに没頭していたそうです。
一方、姉の千春選手は2010年春に故郷である青森の高校教諭に就任し、ロンドン五輪を断念。その後、レスリングを引退しました。
レスリングを続いていた妹の馨選手は、2012年のロンドン五輪に日本代表として出場しています。
当時の伊調馨選手は、結婚より競技人生を優先した可能性も考えられますね。
伊調馨の引退理由は?伊調馨の今の活動を詳しく
東京オリンピックの出場を逃してから、伊調馨選手の活躍を目にする機会も減りました。
そのため「引退したのではないか」「引退理由は何」と、ネット検索している人も少なくないようです。
しかし、調べたところ、伊調馨さんが引退したという情報はありません。
また、2022年のインタビューでは
そう語っており、インタビュー以降、伊調馨さんが引退を発表した事実も確認できません。
2025年現在は、ALSOKに所属しながコーチ兼選手としてレスリングに関わっている伊調馨選手。
ALSOKのホームページでも「コーチ兼選手」として紹介されています。

今のところ、自身が選手として試合に出場する予定はないそうですが、コーチという立場であっても

一度マットに上がれば選手という気持ちでいる
と語っていました。
伊調さんにとっての引退は、レスリングから完全に離れることを指しているのかもしれませんね。
伊調選手が結婚するとしたら、レスリングにけじめを付けた引退宣言後になるのではないでしょうか。
【2025年現在】女子レスリング日本代表コーチに就任
レスリングのコーチとして活躍している伊調馨選手。現在はパリオリンピックの金メダリスト・藤波朱理選手たちを指導しています。


2025年1月には、女子レスリング日本代表のコーチに就任。出身地である青森県八戸市で開催されたレスルング教室にも姿を現し、地元の小学生や園児を指導しました。
伊調さんは2025年3月のインタビューで次のように語っています。
未来のアスリートを育成するため、尽力されているのがわかりますね。
東京オリンピックの表彰式でプレゼンター
伊調馨選手は2021年8月7日、東京五輪レスリング女子フリースタイル50キロ級のメダルセレモニーにて、プレゼンターを務めました。
メディア報道によると、伊調さんをプレゼンターへ起用することは急きょ決まったんだとか。
こちらはセレモニーの実際の写真です。


淡い藤色の振袖を着用しています。
この日、伊調さんが締めていた帯は、2016年『国民栄誉賞』で贈呈された西陣織の帯。


伊調さんは日本の伝統である着物がとても好きだといい、国民栄誉賞の贈呈品としてお着物をリクエストしたようです。
表彰式にサプライズ登場したレジェンド伊調さん。その艶やかな着物姿は「華やかだけど控えめで素敵」と大好評でした。
【国民栄誉賞】伊調馨のプロフィール
- 名前:伊調馨(いちょう かおり)
- 生年月日:1984年6月13日
- 年齢:41歳(2025年6月時点)
- 出身地:青森県八戸市
- 身長:166cm
- 所属クラブ:ALSOK
伊調馨選手は『レスリング一家』に生まれました。
先にレスリングで活躍していた兄伊調寿行さんと姉・伊調千春さんの影響を受け、馨選手は幼少期の頃からレスリングを始めます。
中学時代から才能を開花させた伊調馨さんは、数々の大会で好成績をおさめたそうです。
そんな伊調選手の名前を一躍有名にしたのが、2004年のアテネオリンピック。


姉の伊調千春選手とともに出場した大会で、妹の馨選手は金メダル、姉千春選手は銀メダルに輝きました。
その後も輝かしい記録を残した伊調馨選手は、女子個人として人類史上初のオリンピック4連覇を成し遂げ、2016年に国民栄誉賞を受賞しています。
八戸に伊調ロードとブロンズ像
伊調馨さんは青森県八戸市の出身。
そんな出身地である青森県八戸市では、これまでの功績を称えた「伊調ロード」を設立しました。
伊調選手が練習に通った市武道館近くの舗道約95メートルの区間に整備された伊調ロード。伊調選手の名前にちなみ、ブロック状の路面にはイチョウの葉がデザインされているそうです。
2024年11月行われた完成セレモニーには、姉の千春さんと共に出席。


馨さんも千春さんも素敵な笑顔ですね。
伊調姉妹がレスリングの練習に励んだ武道館前には、4連覇を決めた直後の姿を再現したブロンズ像もあるそうです。
伊調馨さんは「いろんな世代にレスリングの面白さを伝えたい」と語っていました。
伊調馨の現在や結婚【まとめ】
レスリング界のレジェンド、伊調馨選手の現在や結婚について紹介しました。
2009年に浮上した、韓国人男性との『結婚目前』報道。両家で結納まで済ませたそうですが、伊調さんと婚約者は破局しています。
結婚を断念して偉業に挑んだ伊調選手は、4大会連続金メダルを成し遂げました。
引退説も囁かれている伊調馨さんですが、現在も選手兼コーチとして活躍しています。
未来のオリンピック選手を育成するため、尽力されている伊調馨選手の幸せを願わずにはいられませんね!