日産自動車の元会長カルロス・ゴーン氏は、過去に4回逮捕されています。
2026年現在、被告となってしまったゴーン氏。
- いつ、なぜ、何の罪で逮捕されたのか?
- どんな問題が生じたのか?
という疑問を、図解を使って分かりやすく解説します。
4度の逮捕から、衝撃の逃亡劇、そして2026年現在も続いているフランスでの裁判まで、最新状況をまとめました。
【図解】カルロス・ゴーン事件の時系列まとめ

まずは、カルロス・ゴーン被告にまつわる事件を、図解でまとめてみました。
2018年11月、金融商品取引法違反の疑いで逮捕。その後、数回の再逮捕を経て、2019年4月に保釈。
音響機器の箱に隠れ、関西国際空港のプライベートジェット専用ゲートを通過。
トルコを経由し、ベイルートへ到着。日本との引き渡し条約がないレバノンで、現在も生活。
※東京地検の発表および大手メディアの報道に基づき、当サイトで時系列を整理しました。
STEP 1 日本での逮捕(2018年〜)
役員報酬の過少記載(虚偽記載)や、会社のお金を私的に流用した疑い(特別背任)で計4回逮捕されています。
STEP 2 楽器箱に隠れての逃亡(2019年12月)
保釈中、音響機器の箱に隠れてプライベートジェットで日本を出国。レバノンへ逃亡しました。
STEP 3 国際手配と新たな裁判(2023年〜2026年)
日本とフランスから国際手配。2026年9月にはフランスで汚職に関する裁判が開始予定です。
ゴーン被告4つの罪の内容を分かりやすく解説

カルロス・ゴーン元会長は、これまでに計4回逮捕されています。
その具体的な罪の内容を整理しました。
- 罪の内容
役員報酬(給料)の過少申告。
約8年間にわたり、実際の役員報酬よりも合計で約150億円少なく有価証券報告書に記載した「粉飾決算」の疑いです。
- なぜ問題?
会社の正確な業績を隠し、投資家や銀行を欺く行為(金融商品取引法違反)となるためです。
上記が、1回目・2回目の逮捕理由です。
- 罪の内容
会社のお金を自分のために利用した疑い。
「特別背任」とは、会社の幹部が自分の利益のために会社に損害を与える罪のことです。具体的には以下の2点が問題視されました。
- 損失の付け替え:リーマンショックで出た「個人の投資損失(約18億円)」を日産に負担させた疑い。
- 不正支出:日産のお金を「販売促進費」などの名目で知人の会社へ送り、その一部を自分の会社に流用した疑い。
【2026現在】その後のゴーン被告はどうなった?

カルロス・ゴーン被告の逃亡から数年が経過しましたが、事件は終わっていません。
ゴーン被告の2026年現在の生活が気になっている方も多いようです。
そこで、最新情報をわかりやすく説明していきます。
日産への1400億円提訴(2023年)
ゴーン氏はレバノンの裁判所で、日産に対し「名誉を傷つけられた」として約1400億円の損害賠償を求める訴えを起こしました。
カルロス・ゴーン現在の生活(2026最新)
ベイルートの自宅(豪邸)の立ち退き問題を抱えつつも、SNSやインタビューで自身に対する疑惑を「事実無根」とし、正当性を主張し続けています。
現在もレバノンに滞在しているゴーン被告ですが、国際刑事警察機構(ICPO)から国際手配が出ているため、レバノン国外へ出ると逮捕されるリスクがあるとのこと。
そのため、2026年現在の暮らしの拠点は、レバノン国内に限定されています。
フランスでの公判開始(2026年9月)
日本での事件とは別に、フランスでも新たな動きがありました。
フランスの大手ルノーと日産の統括会社から、当時のフランス文化相へ不透明な報酬が支払われたとされる汚職事件です。
ゴーン被告の出廷の有無に注目が集まっています。
しかし、国際手配中の身でフランスに入国すれば即座に拘束されるリスクがあるため、レバノンに留まったまま「欠席裁判」になる可能性が高いと報じられています。
ゴーン被告は何をした?罪の内容を分かりやすく【まとめ】
カルロス・ゴーン元会長が「何をしたのか」、これまでの罪の内容と現在の状況を分かりやすく整理しました。
- 4回の逮捕:有価証券報告書の虚偽記載や特別背任(私的流用)の疑い。
- 衝撃の逃亡:2019年末、楽器箱に隠れてレバノンへ。
- 2026年の動向:フランスでの汚職事件に関する裁判が2026年9月にパリで開始予定。
ゴーン被告は現在レバノンに滞在しており、日本に送還されない限り、事実上、日本の法律で裁くことは困難な状況です。
そのため、特捜部 vs ゴーン氏の争いの土俵は「司法制度」から「国際世論」へと移ったとも言われています。
2026年現在、フランスでの裁判がどのように動き、国際社会がどう反応するのか。世界中がその行方に注目しています。
