スピードスケート女子の日本のエースとして、長年にわたり世界のトップを走り続けた高木美帆さん。
中学生での鮮烈なデビューから、1500mでの世界記録樹立、オリンピックや世界選手権での快挙まで、その異次元な活躍と前人未到の成績が高く評価され、ついに国民栄誉賞の授与が決定しました。
そんな高木美帆さんが「国民栄誉賞」を受賞するに至った、これまでの成績や記録に改めて注目が集まっているようです。
そこでこの記事では、高木美帆さんにまつわる
- オリンピックや世界選手権での通算メダル数は何個?
- 1500m世界記録や成績は?
- 長野・ミラノなど各大会での偉業
について、時系列で詳しく紹介します。ぜひ、最後までご覧ください。
高木美帆の通算メダル数が凄すぎる!オリンピック&世界選手権の成績まとめ
高木美帆さんの圧倒的な強さを象徴しているのが、これまでに積み上げてきた驚異的なメダル数と前人未到の成績です。
500mの短距離から3000mの中長距離、さらには団体パシュートやオールラウンドまでこなす「氷上のオールラウンダー」として、世界のトップで残してきた主な獲得メダル数と偉大な記録をまとめました。
オリンピック通算メダル数は10個!内訳と日本女子最多記録
高木美帆さんは、これまでにオリンピックで通算10個(個人7個+団体3個)という途方もない数のメダルを獲得しています!
下記が高木美帆さんがこれまでに獲得した『オリンピック』メダルの内訳です。
【個人種目(計7個)】
- 金メダル(1個):2022年北京 1000m(五輪新)
- 銀メダル(3個):2018年平昌 1500m / 2022年北京 1500m / 2022年北京 500m
- 銅メダル(3個):2018年平昌 1000m / 2026年ミラノ 1000m / 2026年ミラノ 500m
【団体種目・パシュート(計3個)】
- 金メダル(1個):2018年平昌(五輪新)
- 銀メダル(1個):2022年北京
- 銅メダル(1個):2026年ミラノ
特にその名を世界に轟かせた2022年北京オリンピックでは、1大会で4つのメダルを獲得し、日本人史上最多記録を塗り替えました。
さらに、4度のオリンピック出場を通じて積み上げた通算10個のメダル獲得は、夏冬の全オリンピックを通じても日本女子アスリート史上単独トップ!
まさに、冬季日本勢最多となる歴史的快挙です。
高木美帆は世界選手権&W杯でも前人未到の成績を連発
高木美帆さんはオリンピックだけでなく、世界選手権やワールドカップ(W杯)などの世界大会でも圧倒的な強さを誇っています。
- 1500m世界記録保持者:2019年に1分49秒83という人類最速の「世界新記録」を樹立!
- W杯通算38勝:世界大会での勝利数は、男子の清水宏保さんや女子の小平奈緒さんを超える日本勢歴代最多勝利記録を更新!
- 世界選手権にて全タイトル制覇:異なる3つ(距離別・オールラウンド・スプリント)の世界選手権でタイトルを獲得した世界でも数少ない偉大なスケーター。
短距離から長距離まであらゆる種目で世界の頂点に立ち、長年にわたって勝ち続けたその成績は、スピードスケート界のレジェンドとされています。
【時系列】高木美帆15歳のデビューから国民栄誉賞までの歩み
元スピードスケート選手・高木美帆さんが歩んできた栄光と、挑戦の足跡を時系列で振り返ります。
- 北海道幕別町立札内中学3年時、日本スケート史上最年少(15歳)でオリンピック代表に選出。「天才少女」として一躍脚光を浴び、世界への第一歩を踏み出します。
- 高校進学後、期待されたソチ五輪の代表選考会で全種目5位に終わり落選。しかし、この大きな挫折をきっかけにナショナルチームでの本格的な肉体改造とフォーム改革に着手し、真の「世界トップレベル」へと覚醒します。
- 団体パシュートで【金】、1500mで【銀】、1000mで【銅】を獲得!同一大会で金銀銅すべてのメダルを獲得した日本女子初の快挙となり、日本中を熱狂させました。
- W杯ソルトレークシティー大会の女子1500mにて、1分49秒83という人類最速の世界新記録を樹立。名実ともに世界の頂点に君臨します。
- 1000mでの【金メダル】をはじめ、個人・団体で1大会4個のメダルを獲得。夏冬通じて日本女子史上最多となる通算7個のメダルホルダーとなりました。
- 自身4度目となる2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ大会でも、個人(1000m・500m)と団体(パシュート)で合わせて3つの銅メダルを獲得。五輪通算メダル数を「10個」まで更新しました。同年3月の世界オールラウンド選手権を最後に現役生活に幕を下ろしました。
- 五輪通算10個のメダル、W杯通算35勝以上の最多記録、そして15歳のデビューから長年にわたり国民に夢と勇気を与え続けた功績が称えられ、国民栄誉賞の授与が決定しました!
高木美帆1500m世界記録と長野・ミラノW杯での圧巻の走り
高木美帆さんが残した数々の成績の中でも、特にスケートファンを魅了し続けてきたのが
- 得意種目である1500mでの圧倒的な強さ
- 国内外のビッグ大会で見せた圧巻の走り
とされています。
世界を驚愕させた「人類最速記録」から、聖地・長野やミラノでの記憶に残るレースまで、その凄さを詳しく見ていきましょう!
1500mで人類最速の「1分49秒83」世界新記録を更新
高木美帆さんの代名詞とも言えるのが、2019年3月にアメリカ・ソルトレークシティーで開催されたワールドカップ最終戦の女子1500mです。
同大会で「1分49秒83」という、世界新記録を更新しました。
日本の聖地「長野・エムウェーブ」での快挙と歓喜
国内におけるスピードスケートの聖地である長野県長野市「エムウェーブ」でも、高木美帆さんは数々の名勝負を繰り広げていきます。
- 世界選手権や全日本選手権での完全優勝
- 大歓声に包まれた国内大会での国内最高記録更新
長野の高速リンクで圧巻の滑りを披露するたびに、地元のファンや国内の観客を熱狂させ、

長野での高木美帆は絶対に負けない
という圧倒的な存在感を見せつけました。
W杯通算38勝&ミラノ五輪でも世界の頂点へ
シーズンを通して世界転戦を繰り広げる「ISUワールドカップ(W杯)」において、高木美帆さんは
という途方もない記録を樹立しています。
清水宏保さんや小平奈緒さんといった並み居るレジェンドたちを追い抜き、日本スケート界の最多勝記録を更新し続けました。
さらに、集大成となった2026年ミラノ・コルティナダンペッツォオリンピック。激しいスピード勝負の中で、高木美帆さんは3つの銅メダルを獲得します。
世界中の強豪がしのぎを削るワールドカップやオリンピックの舞台で、最後まで世界のトップアスリートとして圧巻の走りを見せつけたのです。
高木美帆が国民栄誉賞を受賞する理由
数々の名アスリートが存在する中で、なぜ高木美帆さんが国民栄誉賞を受賞することになったのでしょうか。
政府や関係省庁が評価した受賞の理由は、主に3つの大きな功績に集約されます。
①五輪通算10メダル!日本女子史上最多の成績
高木美帆さんが国民栄誉賞に選ばれた最大の理由は、なんといっても
という前人未到のメダル獲得数です。
- 夏冬合わせた全オリンピックで日本女子史上単独トップ(最多記録)
- 冬季オリンピックでの日本人最多獲得記録
15歳の初出場から4度のオリンピックを経て、長年にわたり世界の第一線で結果を出し続けたその偉業は、日本のスポーツ史に残る圧倒的な歴史的快挙です。
②世界記録更新&W杯38勝
高木美帆さんはオリンピックの舞台だけでなく、年間を通した世界大会での絶対的な強さも高く評価されています。
- 女子1500mでの世界新記録(1分49秒83)樹立
- ワールドカップ(W杯)通算38勝(日本勢歴代最多)
- 世界選手権(距離別・オールラウンド・スプリント)全タイトル制覇
500mの短距離から3000mの中長距離、さらには団体パシュートまでこなす万能さは世界でも類を見ません。
その滑りは「スピードスケート界の第一人者」として世界のトップに君臨し続けました。
③挫折を乗り越え国民に希望を与えた
高木美帆さんの功績は記録や数字だけに留まりません。
15歳で「スーパー中学生」として注目されながらも、ソチ五輪落選という大きな挫折を経験し、そこから肉体改造や努力で世界の頂点へ登りつめたその人生観が評価されたこと。
が、国民栄誉賞にふさわしい最大の理由とされています。
高木美帆の成績&メダル数が凄い【まとめ】
スピードスケート女子の日本のエースとして、長年にわたり世界のトップを走り続けた高木美帆さん。
国民栄誉賞にふさわしい成績や記録、メダル数を時系列に紹介しました。
- オリンピック通算10個(個人7・団体3)のメダル獲得(日本女子最多)
- 1500m世界記録(1分49秒83)保持&W杯通算38勝
- 15歳デビューから挫折を乗り越えた壮大な歩みと国民栄誉賞受賞
短距離から長距離まで圧倒的な強さを誇り、氷上で刻んできた前人未到の記録とドラマは、これからも多くの人々の記憶に語り継がれていくことでしょう。
現役生活を終えた高木美帆さんの、引退後の新たな歩みにも温かいエールを送り続けたいですね!
高木美帆さんと同じく、国民栄誉賞を受賞したレスリング女子のレジェンド・伊調馨さん。気になる結婚や気になる現在については、こちらの記事で詳しくまとめています↓




