数年ぶりの大雪に見舞われ、慌ててホームセンターに駆け込んだものの「スコップが売り切れ」といったエピソードは、東京など普段雪が降らない地域ではよくある光景ですよね。
しかし、放置すると翌朝にはカチカチに凍ってしまい、転倒事故の原因にもなります。
実は、わざわざスコップを買わなくても、家にある日用品が「最強の雪かき道具の代用品」になるんです。
今日は『スコップが完売』といった緊急時に役立つ
- 意外な実力派!雪をサクサクすくえる「ちりとり」
- 新雪を一気に押し出す「お盆(トレイ)」
- 固まった雪をガリガリ削る「フライパン」
- 壊れにくさNo.1「お鍋やクッキー缶の蓋」
- 即席スノーダンプに変身!「段ボール+ガムテープ」
今すぐ試せる雪かき道具の代表品5選をご紹介します。ぜひ最後までご覧ください。
スコップが売り切れ!家にある「代用品5選」

数年ぶりに降った大雪の影響で
- 家の前を雪かきしたいけどスコップがない!
- 近所のホームセンターに行ったが、すでに完売していた…
といったエピソードは、普段雪が降らない地域や、収納場所の関係でスコップを持たない都会のマンション暮らしでは「ありがちな光景」です。
そこで、そんな緊急時に役立つ『家にあるもので代用できるグッズ5選』を紹介していきます。
①雪をサクサクすくえる「ちりとり」
家にある掃除用の「ちりとり」は、実は雪かきの代用品として最も優秀なアイテムです。

ちりとりは「雪をすくう」「運ぶ」という動作がスコップに最も近く、違和感なく作業できます。
特にプラスチック製よりも金属製(トタンなど)であれば、路面で少し固まりかけた雪もガリガリと削り取ることが可能です。
ちりとりはスコップに比べて持ち手が短いため、無理な体勢で続けると腰を痛める原因に。
できるだけ膝をついて作業するか、柄の長いタイプなら「雪を押し出す」ように使うのがおすすめです。
普段の掃除にも使えるので、雪が止んだ後の片付けにも大活躍しますよ。
②新雪を一気に運べる「お盆(トレイ)」
キッチンにある「お盆(トレイ)」も、実は優秀な助っ人アイテムです。

お盆は面積が広いため、降り積もったばかりの新雪を「面」で捉えて一気に押し出すのに向いています。
また、両手でしっかり端を持てるため、片手で扱う道具よりも力が入りやすく、腰への負担を分散できるのもメリットです。
【注意点】プラスチック製の薄いお盆だと、凍った重い雪を無理に運ぼうとするとパキッと割れてしまう恐れがあります。
まずは表面の軽い雪を払うために使い、無理な力をかけすぎないのがコツです。
③固まった雪を削る「フライパン」
雪が少し固まってきた時に役立つのが、キッチンにある『フライパン』です。

強度と重みがあるため、プラスチックのちりとりでは歯が立たない「ガチガチに固まりかけた雪を砕く」のに重宝します。
持ち手があり、先端が平らな鉄板という形状は、まさにスコップそのもの。雪かき道具の代用品として優れたアイテムです。
【注意点】
- 傷に注意:テフロン加工が剥げる可能性が高いため、必ず「使い古したもの」か「捨てる直前のもの」を選びましょう。
- 使い分: 鉄製は耐久性抜群ですが、重いため広範囲には不向きです。玄関前の「ここだけ凍って危ない!」というピンポイントな氷落としに使うのが最も賢い活用法です。
※フライパンは片手で持つには重さがあるため、手首や腕を痛める可能性があります。
長時間の作業は避け、どうしても固い部分だけの「ピンポイント使用」に留めるのがコツです。
④ 削る・運ぶの二刀流!「お菓子の缶と蓋」
どこの家庭にも一つはある金属製の「お菓子の缶」。

実はこれ、本体と蓋で役割を分担できる超実用的なセットなんです。
【ここがポイント!】
- 「本体」は頑丈な小型スコップに: 深さがある缶本体は、雪をすくって運ぶのに最適。四角い缶なら角を使って、凍りかけた雪も力強く掘り起こせます。
- 「蓋」は平らなヘラ(スクレイパー)に: 蓋は薄くて強度があるため、地面に薄く張り付いた雪を「面」でこそぎ落とすのに便利です。
缶本体でザクザク掘り、蓋で仕上げに路面を綺麗にする。
このセットさえあれば、狭い玄関先や階段の雪かきはバッチリ完結します。
※金属の縁でケガをしないよう、必ず厚手の手袋を着用してくださいね。
⑤段ボール+ガムテープで即席スノーダンプ
本当に何も道具がない!という時の最終手段は、配送などで届いた「段ボール」です。

そのままではすぐふやけてしまいますが、少しの工夫で強力な助っ人に変身します。
【ここがポイント!】
- ガムテープで「ラミネート加工」: 雪に触れる面にガムテープを隙間なく敷き詰めるように貼ってください。これが「防水」と「滑り止め防止」の役割を果たし、雪が表面をツルンと滑り落ちるようになります。
- 使い捨てOKの潔さ: 使い終わったら、そのまま資源ゴミ(※自治体のルールに従ってください)として出せるので、場所を取らないのも大きなメリットです。
スコップを買うまでの「つなぎ」としては、これ以上ないほど手軽な雪かき道具の代用品です。
【裏技】雪かきを楽にする3つの方法
雪かきは想像以上に体に負担がかかる作業。特に、代用品を使った雪かきは「無理な姿勢になりがち」で、腰や膝へ負担がかかります。
そこで、少しでも雪かきが楽になる3つの方法を紹介します。
① 道具に「防水スプレー」か「ロウ」を塗る
雪が道具にくっつくと、どんどん重くなって疲れます。
作業前に靴用の防水スプレーを吹きかけるか、古いロウソクを表面に塗り込んでみてください。
雪離れが良くなり、驚くほど軽い力で雪を放れるようになります。
② 雪は「持ち上げない」で「押し出す」
重い雪を持ち上げるのは、ギックリ腰や腰痛の元。
お盆や段ボールを使い、地面を滑らせるようにして雪を隅へ追いやりましょう。
これだけで体力の消耗を半分以下に抑えられます。
③ まずは「一人分の道」だけ作る
広い範囲を一度にやろうとせず、まずは玄関から道路までの30cm幅だけを確保。
新雪のうちにこれだけやっておけば、後で凍ってガチガチになるのを防げます。
※雪かきは想像以上に体力を消耗するため、適度な休憩をとりながら作業し、転倒に注意しましょう!
スノーブーツや長靴などがない方は、こちらの記事を参考になさってください。一般的な靴が即席で『滑らない靴』になる方法をまとめてあります。

雪かき道具の代用品5選【まとめ】
急な大雪でスコップが手に入らなくても、家にあるものを工夫すれば十分に雪かきは可能です。
- ちりとり・お盆:新雪をサクサクどかすのに最適
- フライパン・お菓子の缶:固まった雪や氷を砕くのに強力
- 段ボールとガムテープ補強で使い捨てのスノーダンプに
大切なのは、「完璧にやろうとしないこと」です。まずは玄関先の一人分の道を作るだけでも、凍結後のリスクを大きく減らせます。
また、雪かきが終わった後も油断は禁物。夜間の急激な冷え込みによる「水道管の凍結」にも早めに備えておきましょう。
作業中はこまめに休憩を取り、体を温かくして安全第一で行ってくださいね!
【あわせて読みたい:大雪対策シリーズ】

凍結した路面の歩き方はこちら↓

