台風が接近したときの対策の1つが窓ガラスの補強。
一般的に、剥がし跡が残りにくい『養生テープ』が効果的とテレビなどで紹介されています。
しかし、いざ買いに行っても「近所のホームセンターを3軒回ったけど、どこも売り切れ……」と途方に暮れている方も多いのではないでしょうか?
実は、養生テープがなくても家にある身近なもので代用は可能です。
大切なのは「剥がしやすさ」よりも、まずはガラスの飛散を防ぐこと。
そこで今回は、養生テープがない時に使える「窓ガラス補強の代用品5選」と、意外と知らない『NGな貼り方』を詳しく解説します。
備えがあれば、不安な夜の安心感が違います。ぜひ最後までご覧ください。
養生テープが無い!台風の窓ガラス補強代用品5選

台風が接近した際、窓ガラスの補強として『養生テープ』を推奨するメディアも少なくないようです。
ただ、いざホームセンターなどを回っても、「肝心の養生テープが売り切れで手に入らない」なんて場面に直面し、焦ってしまうことがあるかもしれんせん。
しかし、一旦落ち着いて、家の中を見渡してください。
実は、あなたの暮らしの中には、養生テープの代わりになるものがあるのです。
台風の窓ガラス補強の代用品になる5選を紹介していきます。
代用品①布ガムテープ(最強の固定力)
布ガムテープは、補強の強さを優先する場合におススメ!
布ガムテープは、ホームセンター、コンビニ、100円ショップなどで手軽に買えるアイテムです。
布ガムテープは粘着力と強度が強く、飛散防止効果が高いとされています。
布ガムテープの貼り方を具体的に説明します。
- 窓枠及び米の字に貼る。
- 窓枠(サッシ)にかかるように貼るのがポイント。
こちらが、ガムテープの貼り方画像。

同じガムテープでも『紙』より『布』の方が手で切りやすく、強度も高いのでおすすめです。
ただ、強度が優れているため、長時間貼ると剥がしにくくなり跡も残りやすくなります。
そのため、台風が過ぎたら早めに剥がすことをおすすめします。
代用品②塗装用マスキングテープ
養生テープと同じく、剥がした後の美しさを優先したいなら「塗装用マスキングテープ」が代用品になります。
ホームセンターの塗装コーナーや100円ショップ、文具店などで手軽に購入可能です。
塗装用は一般的な文房具のマスキングテープより幅が広いため、広範囲を効率よくカバーできるのが特徴。
塗装用マスキングテープの具体的な貼り方は、布ガムテープと同じ。
- 窓枠及び米の字に貼る。
- 窓枠(サッシ)にかかるように貼るのがポイント。
ただ、マスキングテープは水や湿気に弱いため、「強風や雨で剥がれてしまうのでは?」と粘着力を心配する声もあります。
そこで、塗装用マスキングテープを使う場合は、上からガムテープを重ねて貼るのがおすすめ!
こうすることで、ガラスをしっかり補強しつつ、剥がすときはマスキングテープのおかげで跡が残りにくくなるという「いいとこ取り」ができます。
台風が過ぎ去ったら、こちらも早めに剥がすようにしましょう。
代用品③幅広ビニールテープ
養生テープの代用品3つ目は、幅広ビニールテープです。
ここで推奨する幅広ビニールテープは、主に50mm幅以上のもの。
一般的な文房具としてのテープとは異なり、幅が広く『補修』や『柔軟性』に優れているのが特徴です。
幅広ビニールテープも、ホームセンター、100円ショップ、インターネットなどで買うことができます。
幅広ビニールテープの貼り方も、他の代用品と同じですが、ビニールテープは伸びやすいので、貼る時に引っ張りすぎないのがコツです。
- 窓枠及び米の字に貼る。
- 窓枠(サッシ)にかかるように貼るのがポイント。
幅広ビニールテープは、他のテープに比べて「雨に濡れても強度が落ちにくい」というメリットがあります。
また「剥がすときも跡が残りにくい」という口コミもありました。
ただ、時間が経てば跡も残りやすくなります。やはり、台風が過ぎ去ったら早めに剥がしましょう。
代用品④ プチプチ(緩衝材)
窓ガラスの補強に「テープだけでは心もとない…」という時に、テープと組み合わせて使いたいのが、荷物の梱包に使う『プチプチ(緩衝材)』です。
最近では100円ショップやホームセンターでも手軽に入手できますし、ネット通販で届いた荷物の残りを保管している方も多いのではないでしょうか。
プチプチの最大のメリットは、窓ガラスを「面」で守れること。
テープによる「飛散防止」に加え、プチプチの空気層がクッションとなり、小さな飛来物が当たった際の衝撃を和らげてくれる効果が期待できます。
プチプチ(緩衝材)の使い方のポイント。
- 窓ガラスに代用テープ(布ガムテープなど)を「米の字」に貼る。
- その上から、窓の大きさに合わせてカットしたプチプチを貼り付ける。
※凹凸のある面をガラス側に向けるか、平らな面を向けるかは諸説ありますが、密着性を高めるには平らな面をガラス側にすると貼りやすいですよ!
補強度としては弱いですが、窓全体を覆うことで、ガラスの破片が飛散するのはある程度防ぐことができます。
代用品⑤ 段ボール
最後に紹介する代用品は、家にある確率No.1の「段ボール」です。
テープやプチプチが手に入らなくても、配送業者の箱やストックしていた箱があれば、それが最強の盾になります。
段ボールの最大の強みは、その「厚み」と「頑丈さ」です。
テープだけでは防ぎきれないような、少し大きな飛来物がぶつかった際でも、段ボールが衝撃を吸収し、ガラスの貫通を防いでくれる可能性が高まります。
段ボールの使い方のポイント。
- 窓ガラスのサイズに合わせて段ボールをカット。
- ガラス面を覆うように当て、四隅と辺を代用テープ(布ガムテープなど)でガッチリと窓枠に固定。
※窓全体を覆うのが理想ですが、段ボールが足りない場合は、飛来物が当たりやすい「窓の下半分」を優先的にガードしましょう。

段ボールは「目隠し」になってしまうため、外の様子が見えなくなります。
台風の状況はテレビやスマホで確認し、不用意に外を覗かないようにしましょう。
代用品を使ってもガラスが割れない訳ではない!

そもそも養生テープや代用品を使っても、窓ガラスが割れないというわけではありません。
今回紹介した内容は
- 窓が割れた直後のガラスの飛散を抑える。
- ガラス割れが拡大するのを抑える。
そのための対策です。
ただ、家の中で粉々になったガラスが床に散らばると、足の裏を深く切る原因になります。
また、停電などを伴う災害では、暗闇の中でどこに破片があるか分からず、非常に危険です。
窓ガラスの飛散防止のため、自己責任で対策をしておきましょう!
養生テープの代用品5選【まとめ】
台風対策で養生テープが売り切れていても、家にある布ガムテープやマスキングテープ、段ボールなどで十分に「飛散防止」の対策は可能です。
大切なのは、窓を割らないこと以上に「割れた後の被害を最小限に抑え、家族の安全を守ること」。
台風が近づいてから慌てないよう、家にあるものをチェックしてみてください。
次回の記事では、今回紹介したテープを使った後に気になる「窓に残ったベタベタを綺麗に剥がす裏ワザ」について詳しく解説します。ぜひあわせてチェックしてください!

